| 三池港駅のあちこち その1 |
2002年12月22日公開 <トップページに戻る> |
| 三池港駅のストラクチャー第2弾として三池港本庫を取り上げましょう。 三池港本庫は、いわば機関庫といえる施設です。三池鉄道では電車と呼んだ、電気機関車が配置されました。本庫と称するのは万田分庫との二庫時代の名残といえますが、もっとも現地では車庫で通じていました。複線の庫内では整備点検が行われ、庫裏には予備および休車の20トン電車が留置されました。 年表によれば、昭和14年に七浦庫が廃止され、代わりに宮浦・万田・三池港の三庫が設置されたとあります。当時の機関車両数は、蒸気機関車16両、電車33両と推測され、これら多勢の機関車(と係員)を適地分散する組織再編が行われたようです。 もっとも三池港には、それ以前より港用14両(15トン電車)がいたはずですが、文献上は15トン電車を機関車としてカウントしないことも多く、このことから恐らく20トン電車や45トン電車とは扱い(所属部署)が異なっていたと思われます。 戦後、昭和28年に万田・三池港の二庫、さらに万田庫の廃止によって三池港の一庫にまとまったという変遷があるようです。 |
(つづく)

| (1991年03月三池港)本庫正面から。庫の右翼には事務所と工具室、左翼は物置になっていた。手前の小屋は充電室。 |

| (1990年03月三池港)本庫の裏には予備機、休車中の20トン電車がゴロゴロ。機関車用の砂場も見えます。 |

| (1990年03月三池港)庫内にて11号と17号が並んで整備を受ける光景からは、油くさい機関庫独特の活気も感じられました。普段、11号は電源車とともに宮浦駅の配置ですが、整備の際には本庫まで回送されました。 |
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